新型コロナウィルスのワクチンとは?

その他

新型コロナのワクチン接種が進んでいます。

世の中は「ワクチン」の話題でいっぱいですが、そもそも「ワクチン」とは何?と思いませんか?

「感染症対策の切り札!」、「みんなで打って,集団免疫を獲得しよう」

というテレビやインターネットで情報が多くある一方で、

「インフルエンザと同様で型が違えば効果なし」、「医療利権の温床」といった情報もあります。

その新型コロナウィルスのワクチンとはいったいどんなものなのでしょうか?

ここはひとつ立ち止まって、ワクチンというものを見つめ直してみましょう。

というわけで・・・

このページでは、ワクチンの基本と種類、新型コロナワクチンについて解説します。

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ワクチンの種類にはどんなものがあるか?

ワクチンは、不活化ワクチン、組換えタンパクワクチン、ペプチドワクチン、メッセンジャーRNA(mRNA)ワクチン、DNAワクチン、ウイルスベクターワクチンなど様々なワクチンがあります。

不活化ワクチン組換えタンパクワクチンペプチドワクチンは、ウイルスや細菌の病原を完全になくして、免疫を作るのに必要な成分だけをワクチンにしたものです。接種しても、その病気になることはありませんが、1回の接種では免疫が充分にはできないため、複数回の接種が必要です。

メッセンジャーRNA(mRNA)ワクチンDNAワクチンウイルスベクターワクチンでは、ウイルスのタンパク質をつくるもとになる遺伝情報の一部を注射します。人の身体の中で、この情報をもとに、ウイルスのタンパク質の一部が作られ、それに対する抗体などができることで、ウイルスに対する免疫が出来る仕組みです。

国立感染症研究所の情報では、メッセンジャーRNA(mRNA)ワクチンは今回の新型コロナウィルスで初めて人間に使用される事がわかります。

毎年、秋に接種するインフルエンザは不活化ワクチンです。

日本で接種可能なワクチンの種類

 

新型コロナウィルスのワクチンは?

新型コロナウィルスのワクチンは、現段階(2021年9月)では、メッセンジャーRNA(mRNA)ワクチン、ウイルスベクターワクチンを使用しています。

不活性化ワクチンの量産には時間と大きな施設が必要。世界初遺伝子ワクチン、mRNAワクチンは病原である新型コロナウィルスを必要としなく、遺伝子をたくさん作れば、比較的簡単に量産出来るから現在世の中に広まっています。

ファイザー、モデルナはmRNAワクチン、アストラゼネカはウィルスベクターワクチンです。

新型コロナウィルスのワクチンは、世界初の遺伝子ワクチンであるmRNAワクチンを使用している。今後は、不活性ワクチンも接種可能になります。

現在、不活性ワクチンを開発している日本の企業は、KMバイオロジクスという会社です。

(1)日本のワクチンを開発している会社

独自のワクチンを開発中で、国のワクチン生産体制等緊急整備事業に採択されているのは塩野義製薬、アンジェス(以上大阪)、第一三共、VLPセラピューティクス・ジャパン(以上東京)、KMバイオロジクス(熊本)の5社(8月18日現在)。

塩野義製薬が進めているのは、ウイルスの遺伝子情報からワクチンのもととなる物質(抗原タンパク質)を作る組み換えタンパクワクチン。海外ではインフルエンザワクチンなどで既に実用化されている。

(2)従来型の不活化ワクチンも

第一三共は米ファイザー社、米モデルナ社製と同じm(メッセンジャー)RNAワクチンを東大研究チームと共同開発する。3月から第1/2相の治験が行われており、22年中の供給開始を目指している。生産量について、同社広報グループは「現時点でお答えしていない」とした。
米バイオ企業の日本子会社、VLPセラピューティクス・ジャパンも独自のmRNAワクチンを北大や大分大、大阪市立大などと共同開発している。治験は10月に始まる予定で、22年中に承認申請、実用化する意向。治験薬の製造は富士フイルムが担う。生産量の体制について同社広報は「現時点で公表できない」と話した。
明治ホールディングス傘下のKMバイオロジクスが東大医科研などと取り組んでいるのは、従来型の不活化ワクチン。日本脳炎やインフルエンザなどで普及しており、同社広報は「実績ある手法で安全性が期待できる」という。早ければ22年内に承認申請し、23年の実用化を目指す。22年春までに6カ月間で最大1750万人分の生産体制を整備するとしている。

(3)

mRNAワクチンの問題点

現在の新型コロナウィルスワクチンmRNAを体内に接種することで、
1) 自分の体細胞でウィルススパイク蛋白質を生産
2) 生産されたスパイク蛋白質を異物として免疫細胞に認識され抗体が生産される
3) ワクチンによって体内で最初に作られるのはスパイク蛋白であり、どの程度の量のスパイク蛋白が作られるかは現在のワクチンでは制御不可能
4) スパイク蛋白に対する抗体がどの程度作られて反応するかは宿主の免疫系の反応次第
5) 生産されたスパイク蛋白がすべて生産された抗体で破壊されるためには、ワクチン接種後1~2週間程度はかかると考えられる
6) ワクチンであれ、ウィルスであれ抗体が体内に出現とlgMが生産されるまで1週間程度、2週間後以降にlgMが生産されるため、それまでの間ワクチンにより生産されたスパイク蛋白は体内に残存するため、全身の血管内皮に存在するACE2受容体に結合し、ADE(抗体依存性感染増強)を引き起こす可能性が考えられる
7) ワクチンにより生産されたスパイク蛋白がそれに反応して生産された抗体により破壊されて、体に害を与えることがなければ死亡に至るような重症化を怒らない

ファイザー社もモデルナ社も米国政府の指導方針により、今回のワクチン開発では抗体依存性感染増強の発症を見る動物実験も臨床治験も省略されているので、今後このような問題が起こりうる可能性について危機感を持った対応が必要と考えられます。

まとめ

記事内容のまとめ
a. 記事内容の要約
b. 読者がすべき行動
c. 関連コンテンツの案内

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